メンテナンス
カーコーティングのケア
定期的な洗車を行なっていても、汚れや雨染み・軽度のウォータースポット等は経年と共に塗装面に固着し、車の美観を損なっていきます。 どの様な素晴らしいコーティング剤を使用したボディーも、酸性雨・黄砂・煤煙・鉄粉・残留洗剤分等のダメージを受け、塗装を保護しているコーティング面にダメージとして蓄積し、
やがて表面の光沢や艶を失い、コーティングの保護膜を突き抜けて塗装そのものを痛めてしまいます。
個々の使用環境や保管状況により程度や頻度は違って来るものの、定期的な正しいメンテナンスは、美しい車を長期間維持するのに低コストで効果的でな手段です。
- 水滴跡、軽度のウォータースポットやデポジット等、洗車で落ちない汚れの除去
- 虫、鳥糞除去(準備中)
- 鉄粉除去(準備中)
- 塗装ミスト除去(準備中)
このページでは、水滴跡、軽度のウォータースポット等、洗車で落ちない汚れの除去の仕方を紹介いたします。
用意する物・場所
場所
- 直射日光や風などが当たらない埃の少ない場所。(屋根の下やガレージ内推奨)
アイテム
- 洗車道具
- 塗装用ウエス
- マイクロファイバーウエス
- 塗りこみ用スポンジ
- R-コレクション プロコーティングメンテナンス剤各種
- コーティングのタイプに適した専用の物を使用してください
・R-112 親水性ガラスコーティング …PX-V300 PC-TiAgに適合
・R-113 低撥水性ガラスコーティング …PX-V250 PCX-500に適合
・R-115 高撥水性ガラスコーティング …PX-V200に適合
手順
車を日陰やガレージに入れて、塗装を冷ましておきます。
- 塗装面が熱いままや炎天下での作業は悪影響の元になります。
メンテナンスを施す部分の洗浄を行い、砂や埃等を洗い流しておきます。水垢や水滴跡が残らないように、濯ぎ後の水分はセーム等でふき取ってください。
- 全体の洗車を推奨
正しい洗車方法についてはこちらをご確認ください
ガラスコーティングの表面に付着した雨染みやデポジット。これを除去するのが今回の目的です。まずは小さな範囲で試し効果を確認するため、パネルの目立たない部分を選んで次の様に作業を進めます。
水で湿らせたスポンジか、綺麗なマイクロファイバーウエスを水で濡らし固く絞ったものに、メンテナンス剤を少量(1・2滴)付け、除去したいウォータースポットや汚れ等に優しく塗り込みます。
- メンテナンス剤は、使用前によく振って攪拌してください
- メンテナンス剤は少量ずつ使用し、付け過ぎないようにしてください
ポン、ポン、ポンと、置くようにして塗装面につけた後 塗り広げるようにすると、液剤のムラが少なくなります。
塗りこみながら、揉むような感じで塗装とメンテナンス剤を馴染ませていきます。ウエスやスポンジは優しく力を入れずに動かします。
動画で確認したい方はこちらをご覧ください。
白っぽく乾燥し始めたら、別の綺麗なマイクロファイバーウエスか、塗装用拭き上げウエスで優しく拭き上げます。絶対に力を入れて擦るのは止めてください。塗装に傷やクスミが入る原因になります。
ここまで仕上げたら、一度手をとめて効果の有無を確認し、そして作業を続けていきます。
- あまり効果が無い場合や、効き目が無い場合は作業を止めてください。
一回30c㎡程度づつ作業して行き、パネル毎に仕上げて行くと効率的です。
- ボンネット等の大きなパネル等は4分割して作業を行なうとやり易いです。
- 作業中は塗装面の埃や砂等に注意してください。
- 液剤などを塗装面に付けたまま放置しないでください。シミやムラ等、塗装へ悪影響を与える場合があります。
必要な箇所のメンテナンスを終えたら、塗装面を確認し、拭き残しや拭きムラがある場合は、綺麗なマイクロファイバーウエスを濡らして固く絞り、優しく拭き上げてください。
- 拭き残し等を放置すると強固な水垢や色ムラの原因となります。
注意:当店プロコーティング・ガラスコーティング加工車を想定したメンテナンス方法です。
WAX・他店ポリマー・コーティングを施してある場合はそれぞれのメンテナンス方法に
したがってください。
○メンテナンス剤で取れないウォータースポットや汚れの除去は当店へご相談ください。
○方法や意味等、ご不明な点がある場合は当店へご相談ください。
当店でのメンテナンス作業も承っております。(有料) お気軽にお問い合わせ下さい