塗装のクラッキング
塗装の表面にヒビが入り細かく割れてしまう現象です。初めて見られる方には粗いキズの様にも見えますが、キズとは違い塗装表面の割れなので研磨による修復はほとんどできません。
主な原因は、維持管理の不備による塗装の劣化や元々の塗装の質の悪さ、そして薬剤(カーケミカルや洗車機の水垢落とし等)の多用や過度な塗装研磨による塗装の耐久性低下など。
時間と共にクラックの中に汚れが染込み、黒ずんで変色してしまい最後は剥離する。
特にバンパー等の塗装の弱い部位に多いのですが、低年式車ではボンネットやトランクなどの水平面にもやられていることも多い。
キズと誤認されて塗装研磨に持ち込まれる事も多い事例。
なんとかしてあげたいが、軽い磨きとコーティング皮膜での保護でお茶を濁す程度の事しかできない(-ω-、)
う~ん。
見た目ではキズと勘違いしやすいのですね。
触った感じでの判別も難しいのでしょうか?
今後の参考までに教えて下さい。
あまりビクビクしても仕方がないと思いますが、正しい洗車を
心がけたいと思います。
見た目は、激しいキズの様に見えるかと思います。でも、よーく見るとキズとは違って割れと言うか溝の様に見えるはずです。 経験上、クラックは入り始めるとアッと言う間に進行しますね。(ついこの間まで無かったのに~って感じですか)また、AピラーやCピラー等やサイド面の塗装の薄い部分を、鏡面仕上げ等で深く研磨すると、クリアー塗装の厚みが極端に減ってしまい、軽い洗車キズがら加水分解を起こして1・2年でクラッキングを起こした例もあります。なんにしても割れてしまうと再塗装しか修復できないので厄介です。