先日、雨の中お越し頂いた「トヨタ クラウン」 ウインドウガラス撥水コーティングのご依頼。
ウインドウの撥水加工で一番重要な事は、ガラス面のクリーニング。
一見、綺麗に見えるガラスでも、油膜やシリカスケール(水滴などに含まれているシリカ等の不純物が乾燥石化したもの)等でガラスの表面が覆われている。
この状態で、単に撥水コート剤を塗り込んでも、当然の事ながら持ちや効き目は半減してしまうので、ガラスの表面を完全クリーニングする。
鉄粉やミストの除去、油膜やシリカスケールそれぞれに専用のケミカルやコンパウンドを用いて、クリアーなガラス面を出して行きます。どんなに良い撥水コート剤を使っても、この工程を手抜きすると意味が無い。
完全にクリーニングを施すと、ガラスは親水状態になります。
ワイパー部や汚れの溜まりやすい箇所は特に念入りに作業。
クリーニング完成後に完全に水気を飛ばし、乾燥させてから撥水コーティングを施していく。施工店によっては市販品もPRO用も同等などと言っている所もありますが・・・。ガラスの下地クリーニングが不十分だと、どんな良い品も本当の効果は分からない。
コーティング乾燥後に仕上げを行い、撥水の確認を行います。