トヨタ アルテッツァ内装クリーニング 前日よりのアルテッツァの車内内装クリーニングの続きです。福岡はまずまずの天候が続き、予想より早く作業が進みました。
シートの丸ごと水洗い。飲み物等をこぼした跡が大きなシミとなっています。
シート内部まで押し出し洗いをして汚れやシミを抜き、最終的にシート表面に柔軟仕上げを施す。
シートを組み付けてしまえば見えなくなる部分ですが、グリスで黒く汚れているので除去します。
内装クリーニングに使う液剤は、汚れやシミ、それぞれに適したモノを適切に使えば効率も仕上がりもいい。
汚れが激しい助手席側シート
コーヒー飲料?n??様なものが染込んでいるので、洗浄前に予洗用の特殊洗浄水をたっぷり含ませていく。
「ECOマルチクリーナ」を吹き付け、汚れが分離し易くしてからブラッシング。
二酸化塩素溶液を使い濯ぎを繰り返し、バキュームとパルスウェーブを用いて仕上げ。
運転席側の衣類からの色移りには、特殊界面活性剤が配合されている「シートクリーナー」を使用してクリーニング。
「丸ごと水洗い」の注意点は、完全な殺菌としっかりした乾燥。濯ぎに普通の水道水を使うと、乾燥中に雑菌が繁殖して生臭い臭いが後々発生する。知識の無い内装クリーニング業者やDIYで行う時は、特に注意して乾燥させた方がよいです。
ドア内装パネルも、皮脂汚れ等の垢汚れが付きやすい箇所。布や樹脂など、素材が複合しているので、それぞれに適したクリーニングを行う。
フロアーカーペットは面積が大きい上、飲み物のシミや汚れなどでかなり汚れている箇所。
今回、この黒ずみはカビのような・・・。布地を傷めないようにクリーニングし、入念に抗菌処理。
実は、布地のカビによるシミは、かなり手強いのです。^^;
コーヒー等の飲料物のシミはケミカルを拭きつけて行くと、繊維の奥から意外な程にじみ出てくる。
何度もクリーニングを繰り返して吸い上げます。
ダッシュボード上面などは、外気のスス汚れ等で汚れていることが多い。カービューティープロ謹製「ECOマルチクリーナー」は、ススや油汚れの除去に特に適してます。
丸ごと水洗い後、乾燥を数日行い、二酸化塩素などを用いて数回殺菌消臭を繰り返してます。
トランク内部のボード類も、荷物などで汚れていることが多い。こちらも当然丸ごと水洗い。
取り外したパーツは、それぞれの材質により別途クリーニング。シートやパーツ乾燥後に組み付けて、最後に銀系酸化チタンをたっぷりと車内に充満させてコートし完成。
今回、お客様への作業進行具合のご連絡用であった筈が・・・、昨夜管理人爆睡してしまい、記事を作成できず。既に本日夕方に納車完了。^^; 仕上がりを喜んでいただけたのがなによりでした。
最近、他県よりのお問い合わせや保険対応に加えて、内装クリーニング作業中は、普段は開かずの扉と化しているシャッターを全開しているせいか、お客様のお立ち寄りが多く、管理人フル回転しております。電子メールでのお問い合わせのご返事が遅れており申し訳ありません。