内装クリーニング カビ除去 前日よりの続きです。
車内やシートに発生したカビの除去には、通常のクリーニングより多種のケミカルを使用します。
特に抗菌剤系のケミカルの使用量は膨大で、使用液剤のコストが嵩みますぞ!( 笑)
液剤には相反する作用をする物も多いので、一種類の液剤を使用する毎に濯ぎ吸引を繰り返す。
シートの裏側やシートレール部も汚れやホコリの溜まり場。
劣化したグリスなどにゴミやホコリがべったりです。こういう汚れには、プロECOマルチクリーナーが大活躍。
シートやフロアマットなど、完全にクリーニングした後は天日干し。夏の強力な日差しは、紫外線で殺菌もしてくれます。
車内、ダッシュボード周りのカビもかなり酷い。抗菌作用を持つクリーナーを用いて隙間の奥までクリーニング。
当然、ウインドウガラスの内側もカビの膜が・・・。^^;
車内のクリーニング完了後、シートなど外した状態で二酸化塩素にて車内を殺菌。(二酸化塩素は、カビなど菌類に効果的に作用する。)パネルやダッシュボード奥の奥までカビをやっつけております。
シートや電装品などを組み付けて、今度はオゾンで一晩殺菌。
最後に、今後のカビ再発防止の為に、銀系の酸化チタン溶液を大量に充満させて車内を防汚抗菌コート。
日陰の駐車場に長期間保管される場合、車内に押し入れ用の湿気取り剤などを入れて置くと、車内のカビや臭い防止に効果的です。一番良いのは、車内を清潔にして、時々は乗ってあげる事だと思います・・・。^^;