未塗装のシボやマット塗装の保護コーティング施工。 シボ加工の未塗装の樹脂パーツや、つや消しのマット塗装など光沢の無いパーツ類も白濁・劣化していくもの。こういったザラついた表面には、それ専用のコーティングを施す事で白濁や劣化から保護する事が可能です。
シボ・マット塗装用のコーティング剤にも多々あり、新品の風合いを持つ新車のパーツの保護から、艶がなくなり白濁してしまったシボを黒々と復活させるものまで、使用する部分の状態によって使い分けたり施工法を変える事により、仕上がり具合を調整する事が可能です。
↓ クリーニングを施したシボ地のパーツ。これに保護コートを施すと・・・。
↓ コレは若干、艶光沢を優先させたい時の仕上がり具合。
↓ こっちは、新品のパーツの保護に向く、殆ど艶や光沢を出さない仕上げ。
当店では、シボや未塗装パーツの質感や部位により、光沢の強弱を調整してシボ・モール保護コートを選定しています。
基本的に無機系の被膜表面にフッ素基が配列しているので、汚れや水・油分を弾いてくれ、長期間汚れや劣化から樹脂パーツを保護してくれます。
フェラーリなどのつや消しマット塗装にも、自然な風合いを装いつつ長期間塗装を保護できます。
妙に艶ピカになってしまいがちな未塗装パーツやシボ用のコート剤も、施工方法や使用コーティング剤を適切に調整する事で、本来の風合いを生かした仕上がりにコーティングできます。カービューティープロには、シボ専用のコーティング剤があるのですが、どちらかというと安っぽい艶ピカ系。素人ウケする光沢なのですが、当店では高級感や本来の風合いを大事にしたい時には、別系統のコート剤を使用しております。
コーティング剤全般に言える事なのですが、同じ薬剤を使っても同じ仕上がりになる事は少ない。施工の環境や施工法の僅かな差が、仕上がりの大きな違いとなって後々の差となって現れてくる。結局は、経験と知識の差が最終的なコーティングの仕上がりとなる。
本日は、ご来客とお問い合わせが非常に多くて管理人てんてこ舞い。お見積のお客様には土砂降りの雨の中、道に迷いながらのご来店。もう少し分かりやすい道案内と看板の増設を考える今日この頃・・・。