ヘッドライト磨き
劣化が進んで激しく傷んだヘッドライト。整備工場で車検に通らないレベルと言われて他店にてヘッドライト磨きを行ったそうですが、これ以上の修復には更に5万円！程かかると言われて当店にご相談いただいたVWパサートです。
ヘッドライトカバーのポリカーボネート樹脂はかなり劣化が進んでおり、これを研磨用のコンパウンドだけで処理しようとした様で、傷みが余計に進んで細かなクラック（ヒビ）も発生していました。
小手先の処置ではどうにもならないので、サンディングペーパーを200番手から使用して劣化した樹脂表面を新鮮な面まで削り出しを行います。（殆どの「ヘッドライト磨き」を謳う作業は此処の所がなおざりな事が多い。）最終的に、特殊なコンパウンドを複数使用して透明に磨き直しました。
（今回はヘッドライト形状からヘッドライトは脱着せずに、特殊保護マスキングで廻りを保護してのサンディング作業（6工程）で、コストと時間の削減を優先しております。）
此処まで仕上げて洗浄・完全乾燥後にハードコート仕上げを行って完成です。
ヘッドライト磨き前後 誤魔化しのない透明で美しいヘッドライトに復元。 これで光量不足で車検に通らない事はないと思います。
この度は当店にご相談・作業ご依頼有り難うございました。仕上がり喜んで頂けて幸いです。
